重曹
重曹の成分は炭酸水素ナトリウムで弱アルカリ性の成分で、コスパが良く手軽に入手できます。正式名所は「重炭酸ソーダ」といい「薬用」「食用」「工業用」の3種類がありますが、毎日の掃除には食用を使用するほうがおすすめです。
工業用は低価格で入手できますが、手荒れになりやすい上に子どもが誤って口にしたときのことを考えると食用を使用する方が良いでしょう。重曹は水と混ぜて作る「重曹水」が毎日の掃除に大活躍してくれます。手軽に作れる上に、油汚れや皮脂汚れに最適。空のスプレーボトルに水100mlを入れて、小さじ1の重曹を加えて混ぜるだけです。キッチン周りやプラスチック製品、冷蔵庫内の汚れに重曹水を吹きかけ、水で濡らした布などでこすると汚れが落とせます。重曹水で拭いた部分は重曹の成分が白く残るので、最後に必ず水拭きを行います。水で作っているので必ずその日のうちに使い切ってください。
クエン酸
クエン酸は、サツマイモなどのデンプンを発酵させ精製した弱酸性の粉末になります。「掃除用」と「食用」の2種類があり、商品のパッケージに記載があります。クエン酸は酸性なのでアルカリ性の汚れを中和させて落としてくれる効果があります。その効果を発揮する掃除場所は、水道水のミネラルやカルシウムが固まった水アカ、お風呂の石けんカス汚れなど。よく汚れを落としてくれますよ。
クエン酸は水に溶けやすいので500mlの水を用意し、その中に約小さじ2~2杯半のクエン酸を入れて溶かし空のスプレーボトルに入れるだけでクエン酸スプレーが完成します。より効果を高めたいときは42℃前後のお湯にクエン酸を溶かすと良いですよ。
水アカが付きやすい蛇口やお風呂場の石けんカス汚れの場所にシュッと拭きかかけて擦るとピカピカになりますよ。保存料を使用していないので使用する分だけ作りましょう。