「子育てに非協力的な夫」私たちはこうして叩き直しました!
傍から「イクメン」と称されれば喜ぶくせに、実際は育児に非協力的な夫。そんな態度を許さずに策を講じて協力的な姿勢を引き出した4人の妻たちがいます。彼女たちの話からは、同じような状況を脱却するためのヒントを得られるかもしれません。
① 理由を聞いてみる
地方在住のAさんには1歳の娘さんがいますが、いつも仕事で忙しくしている夫は家事や子育てにあまり協力的でなかったそうです。生活リズムのズレもあり、すれ違いの日々が続いた頃、Aさんは思い切って夫へ単刀直入に「なぜ育児に協力してくれないのか」と理由を尋ねました。
「そうしたら、『正直言ってまだ父親としての実感が湧かないし、子どもと1対1で接するとどうしたらいいのか分からなくて怖い』という答えが返ってきたんです。土日も家事や育児に追われる私を尻目に寝てばかりいたのは、赤ちゃんとどうやって接したらいいのか分からなかったからだと。それからは、夫も交えて子どもと3人で遊んだり、ビデオを見たり…そうこうしているうちに『こんな風に接すればいいんだ』と分かってハードルも下がったようで、自分から子どもと関わってくれるようになりましたよ」
② とことん話し合う
2人の息子さんを持つBさんの旦那さんは自営業のため毎日忙しく、Bさんが子育てに追われている時期も、事業を拡大しようと家にも帰らず仕事に明け暮れていました。ワンオペでの家事と育児に疲弊したBさんは、散らかった部屋を見た夫が文句を言ってきたある日、「じゃあ、この子たちはいったい誰の子どもなの?」と話し合いを切り出します。
「4時間にわたる話し合いのなかで、私は子育ての苦労を夫に伝えられたし、一方で夫も家族を養うために必死で働いてくれていることを知れました。最後には『子どもってすごいね』と笑って話ができたし、ずっと抱えていたわだかまりが解けて、互いに『今までごめんね』『これからは協力してやっていこう』と言い合えたので、よい機会だったと思います」