購入経験者が18%の10代。その背景には何がある?

宝くじの購入経験者が最も少なかった10代。なぜ少ないのか理由を考えてみると、そもそも宝くじを買ってもいいのかどうかがわからないのかもしれません。例えば未成年は飲酒ができないのと同じように、宝くじを買ってはいけないと思っている可能性もあります(未成年は現行の民法第4条では20歳に満たない人ですが、2022年4月からは18歳に引き下げられます)。

また高校生にしても大学生にしても、お小遣いやバイト代でやりくりをしていることも多いので、宝くじを買うくらいなら違うことに使う!と考えていることも理由の1つでしょう。

購入経験者36%の20代。宝くじを買わない理由

20代になると社会人として働き出している人も多く、初任給をもらうなど、働くことで対価を得ることを学んでいます。そのため、より現実的なことにお金を使っているのではないでしょうか。「はじめてのお給料の使い道に関する調査」をLINEリサーチが行なった結果、20代の場合には男女とも「貯金をした」が最も多くなりました。他にも生活費に使ったり、親にプレゼントをするなど、自分の将来のためや親への感謝の気持ちとして使うことがわかっています。