クラウドワークスにはコロナ禍が追い風、株価の昨年ピーク超えはあるか?

新型コロナウイルスによる経済への影響は深刻です。小売・飲食業界が外出自粛によって休業を余儀なくされたことは言うに及ばず、自動車販売の低迷などによりサプライチェーンも打撃を受けました。実際、今期の業績が最終赤字になる予想を発表する上場企業も少なくありません。

クラウドワークスの主力事業は?

コロナの収束が見えない中でも、クラウドソーシング大手のクラウドワークス(3900)は、主力事業の成長を見込んでいます。その理由はどこにあるのでしょうか。

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事業内容

まずは事業内容を確認しましょう。クラウドワークスの事業はマッチング事業と受託事業の2つです。

主力事業であるマッチング事業では会員向けサイトやアプリを通じて求職者と発注者のマッチングの場を提供しています。発注者が提示する仕事内容、報酬に対して求職者が応募し、両者が同意したらマッチングできる仕組みで、報酬の一部がシステム利用料としてクラウドワークスの収入になります。発注されている仕事としてはプログラミング、動画編集、ライターといったものが多く見られます。

一方の受託事業は企業に対してプロジェクト管理システムなどを開発する事業ですが、今後はマッチング事業に資源を集中するため、事業規模を縮小する模様です。

コロナによる影響

主力のマッチング事業では、コロナによる影響がプラスに働くでしょう。まず、フリーランスの間では、対人業務に関わる求人が減少しており、代わりにクラウドワークスが発注するようなPCを使った仕事のスキルが求められています。

一方で会社員に目を向けると、テレワークの導入により通勤時間を削減できるようになったため、副業を始める余裕が生まれたというケースが出てきています。また、会社として時間管理からタスクで管理する方針に変わり、副業を解禁する企業も現れています。

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執筆者

化学メーカー勤務の研究開発職。総合化学専攻 修士。平日は研究に没頭し、休日は資格を活かした副業と株式投資を行う。「くらしとお金の経済メディア LIMO」「株の窓口」に寄稿。ファイナンシャルプランナー2級、簿記2級。株式投資歴6年、趣味は街歩きと読書。