車の購入は、人生において高価な買い物のひとつ。新車であれ中古車であれ数十万円から数百万円単位のお金が必要になります。

一括でポンと支払えるような資金があればあまり気にはなりませんが、たいていの場合は分割で購入をしたりするでしょう。

最近は、今まで通りの買い方に加えて「リース」という買い方が選択肢として出てきたことにより、買う側からすれば多様な選択肢に見える反面、それが悩みの種になることも。

そこで今回は、車を買う時に従来通りの買い方をするべきか、それともリースにするべきか、これらのポイントについてメリットとデメリットを交えて解説していきます。

最近増えてきた「個人リース」の選択肢

最近、個人の方を対象にした車のリース商品を各社が出してきています。その名称は会社によって異なりますが、『マイリース』などと呼ばれています。

リースと聞くと、法人(会社)が業務用途でリース会社から車を一定期間借りる、というイメージが強いのではないでしょうか。もちろんそのイメージは正解で、法人向けに用意されていた商品を個人顧客でも気軽に利用できるようになった、という理解をすればわかりやすいかもしれません。個人リースは、車の新しい所有の仕方として注目されつつある商品なのです。