私立校の休校期間中の授業対応
関西にある5つの有名私立校では、休校期間中、ZoomやGoogle Classroom、Classi、YouTubeといったツールを利用したオンライン授業で対応していたとのこと。休校は3月に始まりましたが、ほとんどの学校では4月中にはオンライン授業をスタートさせたようです。
休校前から教師がオンライン授業の環境を整える
奈良にある全国屈指の進学校ではオンライン授業を4月の早い時期にスタートさせ、授業に全く支障もなく定期テストを終えることができたといいます。保護者には大変ありがたい話ですが、コロナ禍でもいつも通り定期テストが行われたため、生徒には不評だったそうです。
あまりにも素早い対応なので、事前の準備があったのかと尋ねると、「全く準備はしていなかったのですが、2月に入った頃、コロナウイルスの報道を見た一部の先生からClassroomの利用が広がり、新学期にはオンライン授業の対応ができました。動画を撮るためにマイクを購入した先生もいるんですよ」と熱く語ってくださいました。
予想外のトラブルに対しても臨機応変かつ迅速な対応ができるというのが、この学校に人気がある理由の一つなのかもしれません。
コロナ禍の対応を保護者が評価
また、大阪の進学校では、コロナ渦における学校の取り組みについて保護者向けに満足度調査を実施。それぞれの項目について「良かった」と回答した保護者の割合は次の通りです。