東証マザーズ株価指数は7日ぶり反落、売買代金は121日連続で1,000億円超え
東証マザーズの出来高は9,777万株、売買代金は2,525億円となりました。
出来高は概ね前日並みでしたが、売買代金は減少しています。減ったとはいえ、依然として個人投資家の投資意欲は堅調であり、売買代金は121日連続で1,000億円を超え、9日連続で2,000億円を上回っています。
ただ、一部銘柄に利益確定売りが出たこと等から、株価指数は小幅下落となって7日ぶりの反落となりました。それでも、1,400ポイント回復をうかがう位置にあります。
村田製作所と太陽誘電が年初来高値を更新、しまむらなど小売り株が売りに押される
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ファナック(6954)
- 東京エレクトロン(8035)
- アドバンテスト(6857)
朝方に発表された9月の工作機械受注額が市場予想を上回ったこと等から機械株が大きく買われ、ファナックが+4%超高の大幅上昇となり、SMC(6273)やDMG森精機(6141)も値を上げました。さらに、ディスコ(6146)が年初来高値を更新し、ダイフク(6383)は上場来高値を付けています。
また、ハイテク株では米国アップル社の新製品発表を控えて関連する電子部品株が買われ、村田製作所(6981)や太陽誘電(6976)が大幅高でいずれも年初来高値更新となっています。