20代のうちから貯蓄を増やすには

とはいえ、社会人になったばかりの20代の収入は、まだそこまで高くないはず。そんな状況のなか、どのように貯蓄に取り組めばいいのでしょうか。具体的な方法を学んでおきましょう。

目標の貯蓄額を設定する

貯蓄に対するモチベーションを向上させるためにも、目標金額を決めておきましょう。「結婚費用」「マイホーム購入時の頭金」など、今後のライフイベントに沿って目的を明確にすることは大きな励みになるでしょう。現時点で具体的なライフイベントがイメージできない場合は、「1年間で100万円貯める」といった具体的な金額を目標に掲げるのもいいですね。

老後生活にかかるお金を知っておく

老後の生活費や生活資金源を考え、老後生活にかかるお金を把握しておきましょう。最低限の金額だけでなく、ゆとりのある生活を送るための生活費をあわせて考慮しておくことも大切です。
収入、家族構成、介護や相続財産の有無などによってマネープランは人それぞれ。そのために、若いうちから、お金の出入りを把握すことを習慣化されることをおススメします。

自分に合った貯蓄の手段を見つける

貯蓄をうまく増やすためにも、効率よく貯める手段を見つけておきましょう。とくに老後資金は、長期間にわたって貯金に取り組むことになります。普通預金だけでなく、個人年金や投資といった手段も視野に入れておくとよいかもしれません。

転職も1つの手段

収入アップが期待できるなら、転職をするという手段もあります。とくに単身の方は自分の意志で転職を決めやすいため、身動きがとりやすい時期。身軽なうちに、自分に合った職場を探すという発想もあるでしょう。

とはいえ、ストレスの多い環境だと、ストレス発散のために浪費したり、体調を崩したりする恐れも。転職活動をする際は、収入面だけではなく、労働条件なども考慮したうえで判断しましょう。