近年、子供に「お金」についてきちんと教育することが重要視されています。

ただ漠然と「お金は大切な物」と教えるのではなく、お金の仕組みや金融のさまざまな働きを知ることにより、自分の価値観や生き方をブラッシュアップする…これこそが真の「お金の教育」です。

では、小学生がお金について学ぶには、いったいどのような方法があるのでしょうか?

家のお手伝いで「稼ぐ」と「貯める」を学ぶ

小学生がお小遣いを稼くのに一番現実的で安全、かつスタンダードな方法といえば、やはり「家のお手伝いをすることで賃金をもらう」ことではないでしょうか。

かくいう我が家も、小学3年生の娘のお小遣いは「アルバイト制」です。

  • 洗濯物たたみ…1回20円
  • お風呂洗い…1回50円

毎日きちんとやると、1日あたり70円の報酬。これを毎日やれば

70円×30日=2,100円

小学校の中学年がもらう1カ月のお小遣いは500円が多数派ですから、それに比べると破格の金額!

…ではあるのですが、なかなかそう上手くいくはずもなく「今日は友達と遊びたいから」「今日は習い事で疲れたから」などと言ってはお手伝いしない日も多いもの。さらに「仕事」ですから当然、仕上がりに厳しいチェックも入れます。適当な仕事をしていたら減額、「この出来では報酬を支払えない」という日もあります。