今や、時代は「副業OK」時代。様々な企業が副業の許可を開始していることもあり、副業をはじめようと考えている人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、貧乏脱却のためのファーストステップとして挑戦できる副業をいくつかみていきます。実際に筆者が取り組んだことのある副業についてもまとめるので、参考にしてみてください。
国を挙げて「副業推進」?
2018年から、厚生労働省により「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が定められています。これは副業・兼業を希望する人が年々増加傾向にあることを考慮して定められたもので、基本的には「労働者が労働時間以外の時間をどのように使うかは労働者の自由」とした考えのもとに成り立っています。
今までは「正規社員は他の企業で働いてはいけない」「掛け持ちできるのはアルバイトやパート社員だけ」などという暗黙のルールがあった企業も多いですが、現在では国を挙げて副業や兼業を推進しているというので驚きです。
副業を推進する背景には、日本の景気が低迷していることだけではなく、世界的にも「働き方の自由化」が進んでいるからだと筆者は考えています。小学生が憧れる職業には「YouTuber」が常連になり、若者は安定を求めて貯蓄や節約に興味を示しているように感じます。
これらの変化は、働き方や生き方がどんどん自由化しているとともに、行き先が不透明であることへの不安が表れているともいえると思います。誰もが知っている大企業が倒産したり、世界的な有名企業が終身雇用を否定したりしていることも影響しているといえそうです。
筆者の祖父母たちは「いい会社に勤めれば一生安泰だ」と口癖のように話していましたが、今や絶対安泰な企業なんて存在していないと思う人の方が多いはずです。このような社会情勢からなのか、国からは「副業でも兼業でもいいから、自分の身は自分で守ろうね」といわれているような気がしてならない筆者です。