また、「結婚するためのお金」に、結婚後の費用、たとえば新居への引越しや住まいを購入する頭金などを含める人もいますし、もっと言えば結婚後の家族を養うお金、つまり生活資金まで含まれると考える人もいるでしょう。

このように、「結婚するためのお金」という言葉にはいろんな意味があるのです。そして、それぞれの意味や内容によって必要とされる金額が異なります。まずは「結婚するためのお金」に何が含まれるのか、またそれぞれにどのくらいのお金が必要なのかを検討する必要があります。

「収入が少なくて家族を養える自信がない」

収入が少ないために、結婚して家族を養っていく自信がないという人もいるでしょう。解決策はいくつかありますが、結婚は2人でするものです。2人で家計を支えることを考えましょう。

「奥さんにはずっと家にいてほしい」と思う人はもはや少数派かもしれませんが、そういう考えの人も自分の収入と生活費を見比べてみて、奥さんが働かなくても済むような収入かどうか把握することが大切です。

そして、もし足りなければ奥さんにも働いてもらうことを考えましょう。ただしこの場合、家事や育児もきちんと分担する必要があります。ひとまずこれは世帯収入を増やす、という解決策です。

また、自分自身の収入を増やすという解決法もあります。会社勤めのサラリーマンの場合、仕事を頑張って昇給昇格をめざすというのが正攻法ですが、結婚するからと言ってすぐに昇給昇格が見込めるわけではありません。なので、昇給昇格を目指しつつも、副収入を得る方が早いケースもあります。投資をするか、副業をするかの二択です。