あなたのそばに「この人は本当に優秀だな」と思う人はいますか。身近にそういう人がいると、いろんな場面で新しい気付きを得られるのではないでしょうか。

その一方で、自分の平凡さと比べてしまって落ち込むこともありますよね。ですが、その差を感じた瞬間が一番の頑張りどきなのではないでしょうか。今回は、優秀な人と平凡な人の差を感じた瞬間について、会社勤めの4人に話を聞いてみました。

好奇心旺盛で常にアンテナを張っている

「優秀な人は興味の幅が広くて、いろんなことにアンテナを張っている」と話すのは、情報ベンダーで働く30代のAさんです。

「これは勝手な意見だけれど、平凡な人は自分の興味のないモノには見向きもしないように思う。会食の場で話を聞いていても、優秀な人はいろんな人の話に首を突っ込んで、アレは?コレは?と質問している。でも、平凡な人はボケーっと聞いていて、自分の興味のあることになると急に饒舌になる」とAさん。

Aさんの部署の管掌役員は大学院卒でMBAも取得していて、さらには英語もネイティブ並みというエリート。周囲の人とは圧倒的にレベルが違うのだそう。

「一番博識で何でも知っているはずなのに、目線を平凡な人に合わせて話をしてくれる。飲み会で同僚とコソコソ話していた単なるアニメの話やパチンコの話も、急に横から話に入ってきて『なるほど、それってどういうことですか?』とか『Aさんはそれに対してどう思ったんですか?』とか、誰よりも質問してくる。『それは面白いな~』と笑ってくれるけれど、こちらはとても恐れ多い」と続けるAさん。