東証マザーズ株価指数は大幅反発、売買代金は112日連続で1,000億円超え
東証マザーズの出来高は9,355万株、売買代金は1,908億円となり、いずれも前日より減少しました。
依然として個人投資家の投資意欲は堅調であり、売買代金は112日連続で1,000億円を超えたものの、4日ぶりに2,000億円を割り込みました。
一方、主力株に広く見直し買いが入ったことで株価指数は+3%超高の大幅反発となり、再び1,200ポイントを回復しました。
NTTドコモがストップ高比例配分の爆騰、KDDIとソフトバンクは揃って年初来安値更新
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- 東京エレクトロン(8035)
- ファーストリテイリング(9983)
- ソフトバンクグループ(9984)
28日深夜、NTT(9432)が約4兆円のTOBでNTTドコモ(9437)を完全子会社化することが報じられました(注:29日引け後に正式発表)。
NTTドコモは、菅政権の携帯料金引き下げ政策による収益悪化懸念で株価下落が続いていましたが、大量の空売りを仕掛けていた投資家が一気に買い戻したことで値が付かず、最後は+16%弱高の爆騰でストップ高(比例配分)となりました。また、高いTOB価格を想定した買いも殺到したようです。
さらに、このNTTドコモのTOB案件が他に波及する思惑により、同じNTTの子会社NTTデータ(9613)も上昇しました。