情報社会となったいま、正しい情報を取得する難しさが出てきました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大したときには、「4月1日に東京がロックダウンされる」「トイレットペーパーがなくなる」などのデマや誤情報が流れました。
そこで、株式会社エアトリが2020年4月に調査した「デマ・誤情報」を参考にして、デマや誤情報にだまされないために意識すべきことを考えてみましょう。なお、今回の調査対象は20代以上の男女1,511人です。
3割がデマや誤情報にだまされたことがある
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昨今において半数に近い48.3%もの人が「正しい情報を得ることが難しいと感じる」と回答しました。また、31.2%の人が「今までにデマや誤情報にだまされたことがある」と言っています。
だまされたことのあるメディア・情報発信元はネットニュースが多く、その他にもテレビや一般人のSNS、知人・友人・家族の口コミなど多種多様です。
とりわけ新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大している最中や東日本大震災が発生した直後にまつわるデマ・誤情報にだまされた人が多くいます。不安な気持ちをあおるようなデマや誤情報が出回ることもあるようですね。
新聞やテレビ、ラジオを信頼している
非常事態のときこそ、信頼できるメディア・情報発信元を見定めたいところです。さて、あなたはどのメディア・情報発信元を信頼していますか。
今回の調査でいうと、新聞のことを「非常に信頼している」「どちらかと言えば信頼している」と回答した人が最多でした。全体のうち55.6%の人が信頼を寄せているようです。
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新聞の次はテレビ、ラジオと続きます。だまされたことのあるメディア・情報発信元として最多だったネットニュースでも20.5%が信頼していることが分かりました。
一方、SNSに対する信頼度は低く、芸能人・有名人のSNSを信頼している人は全体の3.5%、一般人のSNSを信頼している人は全体の3.1%に留まっています。
デマや誤情報と知らずに拡散
拡散力の強いSNSには一長一短があります。人のために良かれと思って拡散した内容がデマや誤情報だったこともあるかもしれません。
今回の調査では、全体の8%の人がデマや誤情報だと知らずに情報を流したことがあると回答しています。実際のところ、デマや誤情報だと気づいていないケースも大いに考えられるので、この数字より多くの人がデマや誤情報を流したことがあるのではないでしょうか。
他の人にとっても参考になると思ったからという善意による理由であってもデマや誤情報を流してはいけません。そこで、デマや誤情報に踊らされないために意識すべきことを紹介します。
デマや誤情報に踊らされないために「自分で調べる」
みなさんは以下のことを意識しているようです。
デマ/誤情報に踊らされないように行っていることを全て選んでください。
1位:自分で調べる(70.7%)
2位:複数のメディアを見る(68.0%)
3位:情報の出元を確認する(41.6%)
4位:自分で判断できるだけの知識を身につける(38.8%)
5位:専門家の情報を参考にする(30.9%)
SNSが台頭して個人の発信力が強まった現代だからこそ、得た情報を鵜呑みにせず、能動的に情報を収集して多角的に物事を見定める必要がありそうです。
おわりに
あなたも知らず知らずのうちにデマや誤情報にだまされているかもしれません。また、自分がデマや誤情報を流してしまう危険性についても考慮したいところです。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大したときに起こった「4月1日に東京がロックダウンされる」「トイレットペーパーがなくなる」などのデマや誤情報が少しでも減るように一人ひとりが意識しましょう。
【参考】
- 「デマ・誤情報」株式会社エアトリ
- 「“4月1日に東京ロックダウン”菅長官『明確に否定』」テレ朝news
- 「『新型コロナウイルス ネットと適切につきあおう』(くらし☆解説)」NHK
瀬戸山 佳菜