東証マザーズ株価指数は反落、売買代金は111日連続で1,000億円超え
東証マザーズの出来高は1億1,163万株、売買代金は2,418億円となりました。
出来高は先週末より減少しましたが、売買代金は増加しています。個人投資家の投資意欲は堅調であり、売買代金は111日連続で1,000億円を超え、3日連続で2,000億円を上回っています。
ただ、主力銘柄に利益確定売りが出たこと等から株価指数は反発となり、再び終値で1,200ポイントを下回りました。
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日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ソフトバンクグループ(9984)
- ファーストリテイリング(9983)
- テルモ(4543)
テレワークの定着に伴う家庭用ビジネスデスクやリビング用品の売上増で業績好調が鮮明となったニトリホールディングス(9843)に見直し買いが入り、一時+3%超高へ大幅上昇となりましたが、その後は売りに押されて終値は小幅高に止まりました。
また、旅行関連では今期業績(2020年10月期)が▲318億円の大幅赤字転落となる見通しを発表したエイチ・アイ・エス(9603)が、悪材料出尽くし期待から買い戻され、一時+9%高に迫る急反発となっています。