フリマアプリのいいところといえば「不用品が売れる」なのでしょうけれど、ただ売れるだけではありません、びっくりするくらいスピーディーに、まさに「秒」で売れることもあるのです。
今回は筆者自身が経験したこと、知人が経験したことを踏まえて、「秒で売れる品物」とその理由を紹介していきます。
フリマアプリで秒で売れる仕組みと理由
フリマアプリの特徴の1つは、「早い者勝ち」という基本的ルールがあることです。ネットオークションのように出品期間が決まっていて、値段がどんどん上がるわけではなく、提示されている価格で即購入することができます(中には、出品者にコメントをしてからでないと購入ができないローカルルールを設定している出品者もいます)。
そのため、見つけたらすぐに買うことができてしまうのです。
ただ買い手からすると、この仕組みはちょっと厄介なこともあるのは事実。同じ物を欲しいと思っている人が他にもいたら、その人が購入ボタンを押した段階で、他の人は買えなくなってしまいます。つまり「どうしようかな、買おうかな買わないかな」と悩んでいる間にその商品が売り切れになることもあるということですね。
ユーザーたちはこの事実を知っているので、欲しい物を見つけた場合にはすぐに購入しようとします。このプレッシャーのようなものも、「出品したら秒で売れた」ことに深く関係していると筆者は考えています。
秒で売れる条件
出品物を秒で買う人は、「なんとなくフリマを見ていて、たまたま見つけたから買う」というわけではありません。「たまたま」では秒で買うほどの衝動買いはしないと筆者は思っています。最初からそれを狙っていて、フリマを見たらちょうど出品されたという流れ、もしくは出品されたら知らせてくれるアラート登録をしているのでしょう。
そのため秒で売れるための条件の1つは、「いつも狙われている商品」ということなのです。