あえて子どもに使わせる手も

高校生くらいになると、キャッシュレス決済を使いこなせる子も多いでしょう。そこで、あえて電子マネーでお小遣いを渡すのも1つの選択肢です。具体的には以下のようなメリットが考えられます。

  • レジでの接触を避けることで、新型コロナウイルス感染症の対策になる。
  • 利用履歴を見ることで、お金を使った場所や金額が確認できる。
  • 「財布や通学定期をなくしてしまった!」というような万が一のとき、親が遠方から送金することができる。

子どもにとってメリットとなる部分も多いキャッシュレス決済ですが、「金銭感覚が鈍る恐れがある」「プライバシー面を考慮しなければならない」などの課題も。

チャージする際は自動引き落としではなく現金のみにする、残高チェックに関する親子間のルールを事前に決めておくなど、家庭ごとに工夫したうえで電子マネーを活用していきたいですね。