どう見ても送料でマイナスになるようなもの
フリマアプリは送料を出品者が負担することが多いのですが、どう見ても送料で損をするでしょ?と思うような出品物もあります。筆者が見たのは「大型の家具」だったのですが、着払いではなく、出品者が送料を負担することになっていたにもかかわらず、販売価格が500円。
送料だけでこの金額を超えるのは一目瞭然なので、本当に驚きましたし疑問でした。可能性として考えられるのは、送料着払いにしようと思っていて設定を間違えたか、販売価格を1桁少なくしてしまったか、あるいは取りに来てもらうことが前提なのかでしょう。
「もっと高く売れたじゃん!」「もっと安く買えたのに」と思うもの
ユーザーとして経験する人も多いとは思うのですが、自分が出品して購入された物と同じ商品が、もっと高い値段で取引されていたら…なんだかモヤモヤします。逆に買った商品と同じ物が、さらに安い価格で売られていてもやっぱりすっきりしません。
これは株取引と同じような感覚だとは思うのですが、やはりフリマアプリの商品価格にも動きがありますから仕方ないのでしょう。筆者も何度か経験がありますが、こんな時には「新品で買うことを考えれば安いじゃない」と考えるようにしています。
逮捕や書類送検されることも
「こんな物まで出品されているの?」と思ってびっくりしたり、引いてしまうこともあるのですが、物によっては「びっくり」では済まされないこともあります。例えば「動物の剥製」です。
以前ネットオークションにトラの剥製を出品した人が書類送検されたとニュースになりました。ワシントン条約で商取引が禁止されている物だったので、警視庁が摘発をしたのです(※3)。
剥製だけではなく、象牙や希少動物、絶滅危惧種などの取引も摘発の対象になることもあります。例えばそれがもらった物だとしても同じです。
まとめ
個人が利用できるフリマアプリだからこそ、実にいろいろな物が出品されています。アイデアと工夫次第で売れる商品が出来上がることもありますが、逆にルール違反になったり、書類送検などオオゴトになる可能性もあります。
売れるからいい、面白い物だからいいということではなく、モラルや常識を守った出品や取引を心がけたいですね。
参考
(※1)「小島よしお「メルカリで俺が売られていた」 運営社もツイート把握、調べたところ...」J-CASTニュース
(※2)『メルカリに「呪いの仮面」が出品されてるけど大丈夫?→出品者登場「おじいちゃんが呪われてるって言ってた」』togetter
(※3)「希少野生生物の国内流通管理に関する点検会議第1回会合の開催について(お知らせ)」環境省
「希少野生生物の国内流通管理に関する点検会議 第二回会合」環境省
川崎 さちえ