「お風呂あがりや食後など、すきま時間を見つけてパパが息子にスマホゲームをさせています。『ちゃんと時間を守れているし、楽しそう』とあたたかい目で見守っていましたが、後日届いたスマホの請求金額に目が点! パパいわく『年齢的に息子がゲームを進めるには課金しないと難しい』とのことですが、盛り上がっているとどれくらい課金したのかわからなくなることもあるようで…」
スマホゲームでパパとの時間を楽しく過ごしているCさんの息子。パパのフォローありでもどうしてもクリアできないときは、課金へ…という流れに。月々の課金の額はまちまちで、パパも「なるべく課金なしで」と考えてはいるようですが、自身がスマホゲームをしないCさんにとっては「ゲームの課金」自体が納得できないようです。
お願い!家計をあずかるママの心配を減らして
パパに感謝する気持ちもあって好きなようにさせてあげたいけど、どうしても気になってしまうというのがママたちの本音。話を聞いた筆者も、同じような経験を思い出し、しみじみと耳を傾けてしまいました。
ママとしては「あまりお金をかけずに子供と過ごせる方法を探してほしい」と思うもの。しかし、パパなりに「子供と楽しく過ごそう」と考えた上での行動ではあるのでしょう。
このモヤモヤした気持ちを軽くするには、ママ目線でのさりげない声かけがカギになるかもしれません。ゲームセンターに向かうパパに「今日は千円ぐらいまでにしておいてね」と耳打ちするなど、パパが楽しさで勢いづいてしまう前に、そっと釘を刺しておくのです。
1回に使う金額や頻度など、パパが二の次にしやすい部分を伝えてあげることで、「ママは気にしているんだな」と意識するようになり、少しは過ごし方を考え直す機会につながるのではないでしょうか。
富良野 なつき