長期的に運用する

複利による効果は、期間が長いほど大きくなります。仮に「40年間、毎月1万円ずつ積み立てて3%のリターンで運用する」という条件の場合、投資元本は1万円×12カ月×40年で480万円に。最終積立金額は約926万円になります。

一方で「20年間、先ほどの倍となる毎月2万円ずつ3%のリターンで運用する」という条件の場合、最終積立金額は約657万円に。投資元本は同じ480万円であるにもかかわらず、先ほどの積立金額と269万円ほどの差があります。老後資金の貯金は、長期的に取り組むほど有利だといえるでしょう。

海外資産を視野に入れる

日本の金利は非常に低いのが現状です。そこで、海外資産を視野に入れることも1つの方法かもしれません。コロナ禍による影響を踏まえながら、価額の上昇が期待できそうなファンドなどを選びましょう。海外債券と海外株式を組み合わせるなどの方法を検討してもよいかもしれません。