コロナ禍でも進み続ける「2020年MISIA の軌跡」

世界の多くの都市がロックダウンに踏み切り、日本国内での移動もままならない中、MISIAは世界に歌を届けていました。なんと、日本人として初めて中国の歌番組『歌手SINGER当打之年』に出演したのです。

7~8組のプロの歌手が歌唱を披露し、観客が審査をして順位を決める形式で、動画も合わせると5億人もが視聴しているという超人気番組。

結果は惜しくも敗退となってしまいました。、しかし、中国版TwitterといわれるWeiboの検索ワードで10位になったり、視聴者投票で1位になったりと、アジアの音楽ファンの心にMISIAの歌唱が届いたことは間違いありません。

プロデューサーからは2年前から熱いオファーを受けていたといわれているため、もしかするとこの時期の出演は偶然だったのかも知れません。それでも出演することを辞めず、MISIAは挑戦を続けました。さらにパフォーマンスでは「一気加油(一緒にがんばろう)」という言葉をキャンドルに灯し、ウイルスとの戦いを強いられた多くの人に、国境を越えて音楽でエールを贈ったのです。