夫の長時間労働に限界!家庭への軽視できない影響

進められている働き方改革の施策を見ると、男性の働き方が変わることへの期待も大きくなっています。しかし男性の働く環境やスタイルの変容は、期待されるほどスムーズに進んでいないのが現状…。

仕事時間が増えるほど、家庭のことに構う時間がなくなるのは必然でしょう。そのことに妻たちは不満を募らせているのです。

家事のほとんどが妻任せになるのはもちろん、子どもがいれば育児や学校関連も丸投げ。妻たちはワンオペ育児状態になります。「自分ばかり、24時間365日、常にせわしなく動いている気がする」という女性も少なくありません。

夫が残業で帰りが遅ければ、家事も育児も1人でやるしかありません。忙しい時間に夫がいない!と心身を疲弊させる妻の姿が浮かびます。また遅い時間まで帰りを待つ負担も大きいでしょう。深夜になれば、会話やすべき相談も、お互いに疲れや遠慮からスルーしがちになるのでは…。

このような状況が日々積み重なれば、不快な気持ちになるような会話だけが交わされたり、夫婦関係が危機的状況に陥ったりしても、なんら不思議ではないでしょう。