1:1グラムあたりの値段で比較する

そもそも、無駄な出費を抑えるうえで大切なのは「1,980円は安いのか?」ということに注目することです。この結論は、取り入れている方も多いかもしれませんが、「1グラム当たりの値段で比較すること」で導けるでしょう。

たとえば、スーパーの買い物で、お米Aの値段が1,980円(2kg)だったとします。一方、他のお米Bの値段が2,400円(2.5kg)の場合、みなさんはどちらがお得だと思いますか?

値段だけ見ると、お米Aの方が安いように見えるかもしれません。しかし実際は、お米Bの方が1グラム当たりの値段が安いことがわかるでしょう。

もし無駄な出費を抑えたいと考えているのであれば、スーパーで買い物をする際、このような場面で一見安そうなお米Aを選んでしまっていた、という方は注意が必要です。それにお米を食べる量が多い方や、大人数のファミリーの場合、何気なく選んでいると細かい出費が積み重なる恐れが……。

特に銘柄にこだわりがなく、お得さを追求するのなら、1グラム当たりの値段をスマホの計算機で計算する習慣を付けてみてはいかがでしょう?「1グラム当たりの値段で比較すること」を続けていけば、長い目で見てお得ですよ。