男女差があるのは「コロナ対策グッズの購入」や「投資」

多くの人が生活費の補填にあてた特別定額給付金10万円ですが、その他の使い道を深堀してみると、男女で差があることが分かりました。とりわけ差があったところをピックアップしてみました。

男女別にみる特別定額給付金10万円の使い道(差があるところをピックアップ)

【貯蓄】男性21.6%、女性30.6%
【国内旅行】男性8.5%、女性11.7%
【マスクや除菌グッズなどの衛生用品の購入・買い替え】男性7.7%、女性11.7%
【ファッション】男性3.9%、女性8.0%
【投資】男性6.7%、女性3.0%

女性のポイントが高いところでいうと「貯金」が顕著です。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束が見えない現時点では今後のためにお金を残しておこうという考えに至るのでしょう。また、「特に買いたいものがない」という意見もあるかもしれませんね。

男性のポイントが高いところは「投資」です。これは、2~3年後ではなく老後といった遠い将来のことを考えた選択ですね。現時点での生活には余裕がある人ようすがうかがえます。

男女差があると夫婦間で特別定額給付金10万円の使い道について意見が分かれるかもしれません。揉め事にならないようにきちんと話し合いたいところです。

「国内旅行」と回答したのは60代が多く、子育て世代は「生活費の補填」や「子どもの教育」に使っていました。世代別でも違いがあります。その顕著な例が、特別定額給付金10万円の寄付や辞退という選択でしょう。