年収900万円でも老後への平均貯蓄は不足、その理由とは

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トップスが1枚2万円もするような店で買い物をしている人を見かけると、あの人は一体お給料をどれくらいもらっているだろうかと思いながら、自分はすっと店の前を通り過ぎるという人もいるのではないでしょうか。

年収900万円もあれば、日々の生活にゆとりを持ちながら貯蓄もたくさんしているのだろうなと思うところではありますが実際はどうなのでしょうか。

そこで今回は、年収900万円の貯蓄がいくらなのかをみていきたいと思います。

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年収900万円の世帯の平均貯蓄額は?

それでは早速年収900万円の世帯の平均貯蓄額をみていきたいと思います。

総務省発表の「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2019年(令和元年)平均結果-(二人以上の世帯)」によると、年収900万円~1000万円の勤労者世帯の平均貯蓄額は1612万円となり、さらに内訳は以下のとおりです。

  • 通貨性預貯金:524万円
  • 定期性預貯金:469万円
  • 生命保険など:358万円
  • 有価証券:131万円
  • 金融機関以外:130万円

ここ数年でiDeCoやNISA等の資産運用制度が普及してきているとはいえ、やはり貯蓄の60%以上が預貯金というところからも、預貯金の人気の高さがうかがえます。やはりいざという時に現金ですぐに引き出せるという安心感で預貯金に入れているという人も多いと思います。

特に今年に入ってコロナが流行し、万が一休職状態になってしまったときに生活費としてすぐに現金化できる預貯金の大切さを実感した人も多いでしょう。

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同志社大学卒。大学卒業後、京都信用金庫で投資信託や生命保険などを活用した資産運用アドバイス、相続相談、融資、為替業務などに従事。その後は福知山市役所で主に中小企業支援などに携わる。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、個人向け資産運用のサポート業務を行う。2級ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などを保有。