年収1000万円の人ってどれくらいいるの? 

さて、この「年収1000万円」という金額を稼ぐ人は一体どのくらいいるのでしょうか。国税庁「平成30年分民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者 5,026万人について、その給与階級別分布をみると1,000万円超1,500万円以下の年収の人は1,804千人で全体の約3.6%、そして1,500万円超 2,000万円以下の年収の人は393千人で全体の約0.8%です。

さらにその上となる、2,000万円超 2,500万円以下の人はわずか128千人で全体の約0.3%、そして超高所得者といえる2,500万円超の人は164千人で、全体の約0.3%しかいないことが分かります。

これらをまとめると、1000万円以上を稼ぐ人はわずか5%しか存在しないということが明らかになります。もちろん給与所得者のみでの計算になるため、個人で起業されている方や芸能人などを除外した結果ですが、思いのほか年収1000万円以上稼いでいる人が少ないことが分かりますよね。改めて年収1000万円を稼ぐことの難しさを思い知らされます。