ポイント①「最初は1つのタスクから」
1つは「いきなり大部分をシェアしようとせず、何か1つだけやらないことから始める」こと。「食器洗いはもうしない」「ゴミ捨てはゴミ箱の中身をまとめるところから全部やって」と伝え、それ以降は本当にやめてしまいます。
はじめのうちは反発があるかもしれませんが、シンクに溜まり続ける食器や中身が溢れるゴミ箱を目にすると「さすがにこれはやらなきゃ」と動き出す人も多いそうです。
ポイント②「伝え方に注意」
もう1つは「伝え方に少し配慮する」こと。「もっと早くに言えばよかったのに、言い出せなくてごめんね」という一言を添え、相手の感情に配慮しながら話を進めます。
特に、意図的に家事を押し付けているのではなく、単に当事者意識がなかっただけ、という夫の場合、理解が得られやすいようです。
さいごに
おうち時間が長い今、できるだけ平等な当事者意識を持ちながら業務をシェアして、互いに気持ちよく日々の生活を送れるようにしたいもの。
この機会に、夫婦で家事・育児への関わり方を見直していけたらいいですね。
【参考】
「令和2年版 男女共同参画白書(概要)」内閣府男女共同参画局
犬養 のぞみ