NISAやiDeCoなら節税も
やみくもに貯金するのではなく、NISAやiDeCoを活用して資産を運用してみるというのも1つの方法です。NISAやiDeCoは長期間にわたって少しずつ貯蓄を増やすことを目指すもので、節税対策にもなる点が魅力です。
ただし、資産運用にはリスクもあるので、利用にあたっては十分に検討することをおすすめします。
自分にあった方法で貯蓄を続けよう
「収入がアップすれば、貯蓄も増えるだろう」と思いきや、必ずしも高収入が貯蓄アップに直結するわけではないようです。今回ご紹介した4つの工夫のうち、「これならできそう!」と感じるものがあったら、ぜひ実践してみてくださいね。自分にあった「お金が貯まる・増える」行動を見つけて、長く続けることを目指しましょう。
参考
「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2019年(令和元年)平均結果-(二人以上の世帯)貯蓄の状況」総務省統計局
【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。
【ご参考】年間収入とは
総務省統計局の「家計調査」における「年間収入」とは、世帯全体の過去1年間の収入(税込み収入)です。以下1~6の収入の合計金額となっています。
1. 勤め先収入(定期収入、賞与等)
2. 営業年間利益(原材料費、人件費、営業上の諸経費等を除く。)
3. 内職年間収入(材料費等を除く。)
4. 公的年金・恩給、農林漁業収入(農機具等の材料費、営業上の諸経費等を除く。)
5. その他の年間収入(預貯金利子、仕送り金、家賃収入等)
6. 現物消費の見積り額
LIMO編集部