「『こんなに洗濯物がたまっていたら、着替えがないんじゃない?』と聞いたところ、『見て! まだまだあるから大丈夫だよ!』と夫がクローゼットを指さしたのです。その先を見てみると、某メーカーの同じ色のインナーとTシャツがズラッと並んでいるではありませんか。一瞬『かしこい!』と思ってしまいましたが、冷静に考えればすごい無駄遣いですよね」
夫の突飛な発想に思わずAさんも唸ってしまったそうですが、洗濯さえすればそもそもこんなに同じものを大量に買い込む必要はありません。家事の手間を減らしたいがために行った夫の行動は、Aさんだけでなく世の妻たちの頭の中にも「?」を浮かばせたのではないでしょうか。
しかし、男性の中には「共感する」「実際に自分もやったことがある」という人がいるのかもしれませんね。そのあたりをぜひ知りたいところです。
嫌いな洗い物をパスする工夫!?
料理系の家事を嫌う男性も、わりと多いもの。簡単にネットでレシピ検索ができる時代とはいえ、パートナーが里帰りしたからとすぐに料理ができるようになるわけではありません。
しかし、洗い物に関しては汚れたお皿を洗うだけなので、誰でもできるのではないでしょうか? 次にご紹介するMさんのエピソードには、「お皿洗いぐらいならできるだろう」という考えを、根底から覆す夫が登場します。
「普段から、洗濯物をたたんだり食後の洗い物などを手伝ってくれたりしていたので、里帰りの日を迎えても『家事、大丈夫かな?』という不安は大してありませんでした。出産を終え、自宅に戻るまでの間も毎日連絡を取り続けており、特に変わった様子はなく、自炊もしているようだったので安心していたのですが…」
Mさんの夫は、夫婦二人で生活しているときから積極的に家事を手伝っていたそう。里帰り中も写真やテレビ電話などで自宅の様子を見せてくれ、夫も自宅内も無事なことを確認し、Mさんは安心しきっていたのです。しかし実際家に帰ると、夫の口から驚きの言葉が出てきたのだとか。