そのような中、日経平均株価も方向感に乏しい値動きとなり、やや膠着感が強まりました。最後は続落で引けましたが、終値で23,000円台は維持しています。取引時間中の高値は23,218円(+13円)、安値は23,086円(▲119円)となり、値幅(高値と安値の差)は約132円でした。
なお、TOPIXも同じような値動きで続落となっています。
東証マザーズ株価指数は3日続落、売買代金は98日連続で1,000億円超え
東証マザーズの出来高は9,734万株、売買代金は2,125億円となりました。出来高は先週末より小幅増加となりましたが、売買代金は減少しています。
売買代金は98日連続で1,000億円を超え、さらに17日連続で2,000億円を上回る高水準を維持しましたが、やや盛り上がりに欠けた商いだったと言えましょう。
また、株価指数は売り物に押された結果、3日続落で引けました。これで1,200ポイント回復は、いったん遠のいた形になったようです。
ソフトバンクGが一時▲8%超安の急落、東京五輪開催への言及で電通Gが大幅高
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ファナック(6954)
- ファーストリテイリング(9983)
- NTTデータ(9613)
過去最大級と懸念された大型台風10号による被害が極めて限定的に止まったことで、九州旅客鉄道(9142)や西日本旅客鉄道(9021)などのJR株、日本航空(9201)などの空運株が買い戻されて上昇しました。