お金の節約や収入アップなど、家庭でできるお金の管理の方法は様々です。例えばふるさと納税や投資などをうまく活用している家庭もあるでしょう。また宝くじなど公営ギャンブルもお金を増やすチャンスと捉えることもできそうです。
このようなお金の考え方に関して関東と関西では違いがあるのか、㈱アスマーク(旧㈱マーシュ)の「お金の収支サービスに関する利用実態調査 東西比較」を見ていきます。
ふるさと納税の利用は関東の方が多い結果に
㈱アスマーク(旧㈱マーシュ)の「お金の収支サービスに関する利用実態調査 東西比較」では、ふるさと納税について質問をしています。まずは「利用経験があるか?」と聞いたところ、全体では38.8%が「利用経験あり」と回答しています。
一都三県(以下、関東)で見ると41.7%、二府二県(以下、関西)では36.0%で関東の方が多少利用経験者の割合が多いことがわかります。
年収が高いほどふるさと納税を活用
年収別で見たときの特徴としては、関東・関西共に年収が高いほど、ふるさと納税の利用率が高くなっています。
具体的には関東で年収500万円未満世帯での利用率は22.7%、年収1,000万円以上では61.1%、関西においても年収500万円未満では23.2%、年収1,000万円以上で59.3%という結果になりました。
年収が高くなると、支払ったお金に対するリターンを求めて、お得な方法は積極的に活用していることが見てとれます。