つみたてNISAの落とし穴とは

つみたてNISAは開始年齢に関係なく、非課税期間が最長で20年間となっています。

複利の効果を最大限享受するには運用年数がかぎとなります。長期のつみたて投資においては運用期間が長ければ長いほどリターンが安定してくるという側面もありますので、運用期間が限定されているという点はデメリットといえるかもしれません。

ではつみたてNISAで運用するとどうなるでしょうか。

年間40万円投資出来る限度額で、5%の複利の金融商品を選び最長の20年間運用した場合、出来上がりは約1300万円となります。

昨年話題となった老後2000万円問題は老後年金収入の他に、2000万円が生活費として必要となるということでした。こちらを例にして考えるとつみたてNISAだけでは、老後資金として考えると少し足りないといえます。