② 「やらないこと」と優先順位を決める
さて、タスクに着手する際に最も重要なのは、「やらないこと」を決めることです。当たり前のようでいて、実はこれを徹底できている人はそう多くありません。
・ 自分がやらなくても支障がないこと
・ やった方がいいけれど、やらなくても何とかなること
・ 以前は必要だったけれど、今は必要でないこと
これらは、積極的に手放していきましょう。立ち止まってよく考えて、「自分が」「今」本当にやるべきことはどれか、を絞り込む作業が大切です。
リストに書いたタスクのうち、どれならやめられるか?いくつやめられるか?という視点で常に確認してみてください。
自分が本当にやるべきタスクに絞り込めたら、次にその優先順位を決めましょう。
一般的によく示されるのは「緊急度」と「重要度」の掛け合わせで整理する方法です。以下の順に着手するのが望ましいとされています。
- 緊急度・高×重要度・高
- 緊急度・低×重要度・高
- 緊急度・高×重要度・低
- 緊急度・低×重要度・低
ただ、この方法では管理しにくい、うまく分類できないという場合は、自分なりに「今日着手する順番」を決めて、番号を振っておくだけでも有効です。流れを決めておくことで、次にすべき行動に迷わなくなります。