衣食住も見直して!今から始める老後の備え
おひとりさまで、安心した老後を過ごすには、どんな準備が必要なのでしょうか。おひとりさまを覚悟している人も、そうでない人も、ぜひチェックしてみてください。
貯蓄を始める
まず基本となるのは「貯蓄」でしょう。公的年金以外に1600万円も必要、となると、すぐに準備できる金額ではありませんよね。金融機関への貯金、勤務先の「財形貯蓄制度」や給与天引きを利用した貯金など、方法はさまざま。自分に合ったやり方で貯蓄を増やしていきましょう。
また、投資に抵抗がなければ、余剰資金の範囲内でNISAやiDeCoなどを利用した運用を検討してみてもよいかもしれませんね。
住まいを確保する
貯蓄の次に大切なのは住居です。現在の住まいに、老後も安心して生活し続けられるでしょうか?
若い人と高齢者とでは、住まいに求める条件は変わってきます。「日頃の買い物や通院がしやすい」「交通の便がよい」「室内に段差が少ない」など、数十年後でも暮らせる環境であるかがカギになりそうですよね。
「今の住まいでは不安・・・」と感じたら、費用面などを考慮しながら、早いうちに引っ越しなどを検討してみるのもいいかもしれません。
「一生おひとりさま」と決めた人の中には、マンションを購入する人もいます。ワンルームマンションであれば、月々の支払額がアパートの家賃と同程度の物件に住むことも可能です。ローン返済や固定資産税が負担となりますが、それ以上の安心感につながることが期待できます。