すぐに取り掛かることが大事

一方で、仕事ができる人の特徴として、前出の金融機関勤務のBさんは「仕事に取り掛かるのが早い」ことを挙げます。

「仕事ができない人はだらだら先延ばししたり、余計なことを考えて取り掛かるのが遅くなったりしてしまう。さっさと取り掛かればサクサク終わる仕事も多いのに、それを積み上げておくタイプの人は仕事ができない人認定されがち」というBさん。

「テレワークになったらいっそう、『面倒だな』とやり始めないままなのか、仕事が上がってくるのが遅くなったり、グダグダ余計なことを考えてしまうから注意散漫になってミスが増える」とのことでした。

たしかにサクっと終わるような仕事も、溜めてしまうと時間がかかる仕事になってしまいます。早めに終わるものからどんどん終わらせる、というのが仕事ができる人のやり方なのかもしれませんね。

おわりに

仕事ができない人とできる人の差について、普段感じていることを話してもらいました。周囲の人の仕事ぶりや仕事への姿勢を見て学ぶことも多いと思います。テレワークだと自分から積極的に働きかけることが必要なのかもしれませんが、そういうところで得られた学びを活かしていきたいものですね。

大塚 ちえ