「自分で頑張って貯めたお金なんだから、自由に使っていいはずだ、って不服そうに言われて。でも私は…

  • 課金は一度始めたらきりがないこと。強くなりたいから、とドンドンお金を使ってしまう危険があること
  • 目に見えないものにお金を使うと、使った気にならないから際限がなくなること

…を話して説得。一応納得はしたようです」

しかし、まさか息子がお小遣いで課金をしようとするなんて…と衝撃を受けたAさん。「きっとお友達の中には課金をして楽しんでいる子もいるんでしょうね。でも私は、『お金さえかければなんとかなる』という考え方が身につくのでは…という気がして、課金には反対です」

これからは「課金が当たり前」の時代に

続いてお話を聞いたのは、中学2年生の男の子のパパ、Dさんです。Dさんは、息子に「金額と回数」を制限したうえで課金OK、としています。

「自分も子供のころ、駄菓子屋やゲームセンターでゲームばっかりしてましたからね。それと同じなんだと思いますよ」

Dさんの息子は、お小遣いでプリペイドカードを購入。普段はDさんの妻がそのプリペイドカードを管理し、息子が「課金したい」と言ってきたときに、そのカードの金額の範囲内で、月に1回だけ課金を許しているそうです。

「友達がみんな課金しているのに、自分だけ課金していない…となると話にも入れなくなるでしょ? それもかわいそうだし」

それに何より、これからもっと「課金システム」は一般的になるはず、とDさんは話します。