オーストラリア流!超節水術3選
筆者が初めてオーストラリアを訪れた際は、現地のホストファミリーの家でのホームステイが目的でした。初めて目にする海外の街や人々に興奮を覚えながら、日本ではあり得ないような節水を続けるホストファミリーに驚いたものです。
ここでは、筆者が留学中に学んだオーストラリア流の節水方法の中で、日本でも挑戦できそうだと感じた方法をご紹介します。
1. 髪は3日に1回しか洗わない
シャンプーをするためには水がたくさん必要なので、いかにシャンプーの回数を減らせるかが節水のポイントといえそうですよね。筆者は「シャンプーは毎日するもの」と思っていましたが、オーストラリアではそうではないようでした。
オーストラリアのスーパーや薬局では、水を使わなくても頭皮の汚れや皮脂を落とせる「ドライシャンプー」がたくさん売られています。ドライシャンプーは頭皮に直接スプレーを吹きかけ、しばらく放置するだけなので、かなりの節水につながるといえるでしょう。
2. 食器は洗い流さない
留学中に驚いたのが、ホストファミリーの「お皿の洗い方」です。
それまで筆者は「蛇口から水を出しっぱなし」にしてお皿を洗っていたのですが、ホストファミリーは「シンクに水を溜めてその中に洗剤を入れ、洗う」のです。
その後は泡を洗い流すのではなく、別のシンクに溜めた少量の水にさっと食器をくぐらせて泡を流し、タオルで拭き取って完了!
「え…ちゃんと泡を洗い流さなくて大丈夫なの?」と不安になりましたが、オーストラリアではこの洗い方は珍しくないのだそうです。
日本でこのやり方を真似する場合は2槽式のシンクが必要ですが、なければすすぎ用の水を溜める桶などを用意すると良いでしょう。
今まではジャージャー水を流しっぱなしにしていましたが、少し意識を変えるだけで節水につなげられそうだと感じました。