就職活動や転職活動での面接が苦手だという人も多いと思いますが、そのような人の中には面接会場の独特の雰囲気に呑まれてしまって、うまく話せなかったり緊張してしまったりという人もいると思います。

面接がオンラインや電話になることで、自宅というリラックスできる環境で面接に臨めるようになったのは、そのような人たちにとっては大きなプラス材料と言えるでしょう。

また、非常事態における振る舞いにその人の本質が表れると言いますが、同じことが企業にも言えるのではないでしょうか。就職先選びの1つの参考として、それぞれの企業がコロナ禍でどのような対応をしたのかも、しっかりと見極めていきたいものですね。

まとめ

コロナ禍は求職・転職活動中の人たちにとって大きな逆風となっていますが、自分だけが逆風の中にいるのではなく、みな同じ境遇に身を置いているとも言えるかもしれません。オンラインや電話面接の普及など、自分にとってわずかでもプラスになるポイントを見つけて、前向きにコツコツと行動していきましょう。

【参考】
・『データで知る「女性と仕事」第9回 コロナ禍は転職に影響した?』(女の転職type)
・『6月の有効求人倍率1.11倍 コロナで失業し職探しの動き』(NHK)
・『有効求人倍率1.11倍 5年8か月ぶりの低水準 コロナの影響で失職者増え、企業は求人絞る』(東京新聞)

川上 俊介