具体的には以下の回答があがっています。
- コミュニケーションの頻度を増やした
- Web会議やチャットといった新しいコミュニケーションツールを導入した
- オンライン研修ではチーム活動を積極的に取り入れた
- オンライン研修の内容を拡充した
- 歓迎会の代わりにオンライン飲み会を行った
具体例を見てみると、コミュニケーションの頻度を増やす努力をしている試みが多いことがわかります。
会えない分、丁寧なフォローを心がけることで、中途採用者の入社後の活躍にも良い影響が出ているというのも頷けます。
中途入社の面接で採用担当者の印象に残るのはどんな人?
では、採用担当者に聞いた、中途入社の面接で印象に残った人の特徴をご紹介します。
飾らず、率直に話ができる人
中途入社の場合、競合企業への転職にトライすることも多いもの。自分のプラス面ははっきりと伝達し、かつマイナス面もきちんと話すことが好印象を与えるポイントかもしれません。
同業に勤める者として刺激や学びを得た気分になるという人事担当者もいました。業界に精通し、業界の波を経験してきたことが伝わるのですね。
冗長にならず、バランスよくまとめて話せる人
長々と、とりとめなく自分の過去の優秀さだけをアピールしても伝わりません。面接官が知りたいのは、どういう仕事をしてきて、どれほどの数字を背負っていたか。加えて、どんな仕事環境が理想で、転職先でどのような仕事がしたいのかなどの展望までバランスよく伝えたほうが好印象のようです。
質問の真意を汲み取って回答できる人
質問に対して、適切な受け答えができるかを重視する採用担当者は少なくありません。面接での受け答えが接客や営業の際の対応力を想像させるのです。
質問に対して始めにズバッと「はい」「いいえ」を伝えたうえで、相手の真意を汲んだ補足をすることを意識しましょう。この点の印象度が高い人ほど、入社後の成績もいいのだそうです。