③「住まい」についての方針を決めておく

高齢になっても自宅で過ごしたいと考える場合は、「バリアフリー化」を視野に入れておくのがおすすめ。30代で自宅を購入したときにはスタイリッシュでお気に入りだった階段や室内の段差。それが、年を重ねるごとに「転倒してしまいそうで怖い…」「手すりがあったらいいな」といった具合に、住まいに対するニーズが変わってきます。

「自宅では介護を受けたくない…」という希望がある場合は、高齢者向けの住宅や施設にはどんなタイプものがあるのか、などを意識してみましょう。資料を取り寄せたり、余裕があれば見学したり…。早めに将来の住まいについてイメージしておけると家族にも安心してもらえそうですね。

不動産を所有している場合は、将来の管理、さらには相続について、家族の意向もくみとりながら方向性を決めておくことがおススメ。「相続」が「争族」になってしまうようなトラブルは、極力避けたいところですよね。