その他では、小売り株の一角への見直し買いが続き、しまむら(8227)とケーズホールディングス(8282)が3日連続の年初来高値更新となり、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)は連日で上場来高値を付けました(終値は下落)。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- エムスリー(2413)
- 中外製薬(4519)
- オリンパス(7733)
前日に前月度の月次売上を公表したニトリホールディングス(9843)が材料出尽くし感から▲3%超安の大幅下落となり、同じ小売り株では、ウエルシアホールディングス(3141)やマツモトキヨシホールディングス(3088)などドラッグストア株も値を下げました。
また、医薬品株では、コロナ禍で株価上昇が続いた大幸薬品(4574)が一気に利益確定売りに押され、一時▲8%安に迫る急落となっています。
その他では、ハイテク株で富士通(6702)やHOYA(7741)などが値を下げたのが目を引きました。
新興市場(東証マザーズ)では、サイバーセキュリティクラウド(4493)が+14%高のストップ高まで買われた一方、マクアケ(4479)がザラバで年初来高値更新後に売られ、一時▲9%へ急落しています。
葛西 裕一