東証マザーズ株価指数は3日ぶり反落、売買代金は89日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億1,810万株、売買代金は3,209億円となりました。出来高は前日よりやや増えましたが、売買代金は逆に少し減っています。

減ったとはいえ、個人投資家の物色意欲が拡大し、売買代金は89日連続で1,000億円を超え、さらに8日連続で2,000億円を上回り、今年3番目の高水準を記録しました。

ただ、株価指数は主力銘柄が利益確定売りに押されたこと等で3日ぶりの反落となりましたが、依然として高値水準をキープしています。

ANAとJALが需要回復期待で買い戻され急騰、ニトリHDは材料出尽くしで大幅安

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ファーストリテイリング(9983)
  • ソフトバンクグループ(9984)
  • 資生堂(4911)

大型株では、長期金利上昇等を手掛かりに三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)などメガバンク株が買い戻されて大きく値を上げ、三井不動産(8801)など不動産株も大幅上昇となりました。

また、航空需要回復期待からANAホールディングス(9202)が一時+8%高に迫る急騰となり、日本航空(9201)も一時+6%高への急騰となっています。