2割がお金関係で隠し事…「サバ読み夫婦」の可能性も

今回の松井証券株式会社調べの調査は、全国の結婚3年以内の「20~30代男女400名の若年夫婦」と、「結婚30年以上の50~60代男女400名の熟年夫婦」、合計800名を対象にインターネット調査したものです。

家計を管理しているのは妻が45.0%、夫が24.8%、別々に管理しているが16.4%、共同で管理しているが13.9%であり、妻が家計を管理している割合が最も高い結果となりました。

妻の家計の管理に74.7%が満足していると回答しているのですが、実は“隠し事”があるようなのです。

「あなたがパートナーに隠していることを教えてください」と尋ねたところ、「隠し事がない(67.4%)」以外では「お金関係(20.9%)」という結果になりました。

実際のところ、所得額を正確に伝えていない人は3人に1人。曖昧にサバを読んで共有していたり、そもそも共有していなかったりするようです。さらに、貯金額でいうと半数以上の人が正確に伝えていないことが発覚しました。中央値では、若年夫婦でいうと50万円、熟年夫婦というと100万円のサバを読んでいるという結果が出ています。

入籍時に明らかにするのが当然と思っていた人にとっては驚きの結果ですね。老後になって後悔しないためにお金の管理は徹底しておきたいところです。