「予想できる出費」専用の貯金をする

生活費以外に、「特別費」という項目を作ってお金を貯めておくことも大切です。これは、税金や車検など、年に数回、または数年に1回しか支払いがないものの費用のこと。

月々いくらずつ貯めればいいか計算して、別口座に貯金するのもいいでしょう。小分けにすれば1回の負担は少なくなります。「支払いが重なってお金が足りない」と焦ることもありません。家計簿で「見える化」すれば、計画も立てやすくなりますよ。

まとめ

税金や社会保険料など、もともと削ることができない項目を嘆いても仕方ありません。まずは、日頃の生活の工夫で取り組めそうな項目から、少しずつ節約をしていきましょう。家計簿を活用すれば、「ムダな出費」「必要な出費」が見えてきます。そこから、無理なくお金を貯めるヒントが見つかるかもしれません。

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

【参考】
2019年 国民生活基礎調査の概況『II 各種世帯の所得等の状況 7 生活意識の状況』」厚生労働省
 

 

LIMO編集部