2:現金値引きなら、無駄な出費を抑えることができる

続いて2つ目の理由は、「10%現金値引き」を利用すれば、無駄な出費を確実に減らせるからです。

1つ目の理由で、「有効期限内にポイントを使うのであれば、ポイントを貯めても良い」という説明をしましたが、実はこれも確実には節約できません。

なぜなら、有効期限内にポイントを使うことを意識しすぎるあまり、別の日にまた同じ家電量販店に行き、別の家電を購入してしまう可能性が高いからです。

その家電が本当に必要であれば問題ありません。でも、コーヒーメーカーやウォーターサーバーのように、生活必需品ではないちょっと贅沢なアイテムを「ポイントで買うからいいや」と思って購入してしまった経験はありませんか?それこそ店舗側の「思うツボ」なのです。

例えば、2万円分のポイントを使うために3万円のウォーターサーバーを買った場合、不足分の1万円支払うことになりますよね。つまり、最初の買い物の合計金額20万円に、プラス1万円の出費が発生したことになります。

さて、では現金値引きを利用するといかがでしょう?20万円の10%引きで、出費は18万円出費で済みますし、貯めたポイントを使うために再度同じ店に行く理由もありません。

このように、ポイント還元は「お客さんに再度来店してもらうための店舗側の思惑」とも考えられます。結果的に出費がかさむのは当然といえば当然でしょう。

これらの理由を知っておけば「現金値引き」の方が、節約につながることが分かります。