その他では、小売り株の一角が買われ、イオン(8267)とケーズホールディングス(8282)が年初来安値を更新し、ニトリホールディングス(9843)とパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)も大幅高となり、再び上場来高値に迫ってきたことが目を引きました。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- ダイキン工業(6367)
- アドバンテスト(6857)
- 東京エレクトロン(8035)
半導体関連株が冴えない値動きとなり、東京エレクトロンとアドバンテストの他、SUMCO(3436)、SCREENホールディングス(7735)、HOYA(7741)なども値を下げました。
また、大株主の1つである米国の投資ファンドによる保有株売却報道が流れたソニー(6758)も、▲3%安に迫る大幅下落となっています。この投資ファンド「サード・ポイント」は物言う株主として知られ、ソニーにも事業改革の提案を繰り返してきたとされています。
その他では、6月の機械受注実績が低調だったことを受けて機械株が売られ、ファナック(6954)、安川電機(6506)、ディスコ(6146)などが冴えない値動きとなりました。
新興市場(東証マザーズ)では、中国を拠点とする創薬ベンチャーのジーエヌアイグループ(2160)が連日でストップ高となり、メルカリ(4385)も堅調に推移しました。
葛西 裕一