セットには定番の線香花火を始め、多種多様な手持ち花火が入っています。最近では煙の少ない花火も登場しており、好みのものが揃ったセットを選べます。

しかし、夏の風物詩といえども、花火を取り巻く環境は昔と大きく変わっています。昭和から平成初頭までは庭や空地、公園で毎日のようにどこかの家族が花火を楽しんでいましたが、そうした時代は過ぎ去り、気軽にできるものではなくなっています。

火を使うことや後始末の問題で禁止にしている公園も少なくありません。自宅の庭でするにもご近所の目が気になるなど昔と同じ感覚ではできないので、花火をしても確実に大丈夫な場所を事前にリサーチする下準備は必要です。

夏を感じる料理やスイーツを作る

新型コロナウイルスの影響で、家庭科の調理実習を見送る学校も出ています。小学校高学年では夏休み期間中に本来家庭科で行う予定だった調理実習を宿題として出されることもあるので、積極的に色々な料理を作ってみましょう。

スクランブルエッグなど火を使って簡単に作れる料理や、ゼラチンや寒天を使って涼味にチャレンジしてみるのもいいですね。インターネットで簡単にレシピ検索できる時代です。子どもが作ってみたい、食べてみたい料理を探してみてください。

まだ子どもが料理に興味のない場合は、スイカや桃、ブドウといった季節を感じる果物や、子どもが好きな果物を多用して気分を盛り上げるようにしてみましょう。お昼には、サンドイッチやピザ、そうめんを使ったアレンジメニューなど、手軽に作れて楽しみながら食べられるものもおすすめです。

コロナ禍で夏休みは短くなりましたが、親と一緒に作った料理やスイーツは子どもの記憶に残ることでしょう。「そういえば夏休みに作ったデザートや料理は美味しかったね」と、数年後に親子で2020年の特別な夏を思い出したいですね。