さいごに
こうみると、子どもの遊び相手をしている、さらには子どもと同じ空間にいるだけで「育児をしている」「子どもと過ごす時間が増えた」と前向きに捉えている夫が多いように感じられます。
対して妻側は、夫の言動に伴う金銭的な負担や家事の増加にストレスを抱えているケースも。「テレワークのおかげで育児が楽になった」とは言い切れないのが現状のようです。
こうした夫婦間の意識の差を埋めていくことが、夫婦のすれ違いや、いわゆる「コロナ離婚」を回避する一つのカギなのではないかと筆者は考えます。
【参考】
- 「「外出自粛規制(ステイホーム)中の子育てに関する意識の変化等」明治安田生命保険相互会社
犬養 のぞみ