ネット通販で高額被害が激増!「定期購入トラブル」の手口と対処法

お試し価格につられネットで化粧品や健康食品を注文したら、実は高額な「定期購入」だったというトラブルが激増しています。

SNSなどを使った誤認させやすい広告表示で消費者を誘引するもので、いったん契約してしまうとキャンセルも困難です。高額被害のトラブルを避けるために、「定期購入」の代表的な広告手法や確認すべきポイント、対処方法を知っておきましょう。

安価な「初回限定」や「お試し価格」で継続購入へ誘引

「ステイホーム」によりネット通販利用者が増加し、かねてから問題視されていた「定期購入」のトラブルが増えています。消費生活センターへの相談も急増していますが、契約後はキャンセルが難しいのも事実です。

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「定期購入」とは主にネット広告を通じ、「初回限定」や「お試し価格」などのうたい文句を使って大幅な値引き価格で商品を販売する手法です。ダイエットや若返り、筋力維持、消臭など“お悩み系”の化粧品や健康食品が目立ちます。

価格が安いため消費者は1回だけ試すつもりで申し込みますが、実は自動的な「定期購入」契約で複数回継続購入しなくてはならず、高額な請求書が送られてきます。たとえば、「やせるサプリがお試し 500 円だったので購入したが、商品に同封された請求書では最低5回の定期購入で2回目以降は 1回8,000 円だった」というようなケースです。

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渡辺 友絵
  • 渡辺 友絵
  • ライター/編集者(通販研究所代表)

長年にわたり流通系専門紙編集部において取材や執筆、編集業務に従事し、通信販売・ネット通販専門紙の編集長を務める。官庁や各種業界団体、大手企業への取材を経験し、業界知識を生かしてビジネス系著書の発行、テレビ・ラジオ経済番組への出演、公演活動などを手がけた。
その後、業界の人材育成を目指し、通信販売やネット通販にかかわる検定試験を行う一般社団法人を設立して代表理事に就任。テキストの執筆・編集、試験やセミナーの企画・運営などに従事した。
現在はフリーのライター・編集者として、小売、EC、通販、金融、法律、教育、ジェンダーなどの記事をさまざまな紙媒体やWEB媒体に執筆している。
現在、一般社団法人 ECネットワーク研究員、公益社団法人 日本印刷技術協会客員研究員、日本ダイレクトマーケティング学会 正会員・法務研究部会幹事。

著書:『通販業界の動向とカラクリがよ~くわかる本』(秀和システム)
ブログ:「通販研究所