今年6月に、マーケティング調査・コンサルティングサービスを提供している株式会社ヴァリューズが公表した、新型コロナウイルスの感染拡大によって変化した働き方や消費意識に関するアンケート調査によると、“新型コロナウイルスの影響拡大をきっかけに興味を持ったこと”の上位は、「健康、医療、病気(17.0%)」と「節約(15.6%)」でした。
感染拡大による健康への不安はもちろん、先行きが不透明な経済状況を前に、家計の節約への関心も高まってきているようです。そこで本記事では、お子さんがいたり、ご家族が多い家庭でも、生活に取り入れるだけで自動的に節約につながる「ほったらかし節約グッズ」を3つご紹介していきたいと思います。
① 節水シャワーヘッド
1つ目は、節水シャワーヘッドです。節水シャワーヘッドとは、シャワーが出てくる穴を小さくしたり少なくしたりすることで、水の使用量を減らすことができるシャワーヘッドのことです。
「水が少しずつしか出てこないのでは…?」と思うかもしれませんが、上記のような仕組みになっていますので、節水シャワーヘッドの水圧は通常のシャワーヘッドよりも強めになっています。ですので、少ない水の使用量でもしっかりと洗い流すことができます。
東京都水道局によると、通常シャワーを3分間流しっぱなしにした場合、水の使用量は約36リットルにもなるそうです。毎日浴槽にお湯を溜めないというだけでもかなりの節約にはなりますが、節水シャワーヘッドを取り入れることで一歩踏み込んだ節水につなげることができるでしょう。